8巻のあらすじと感想
食殺事件の犯人と戦うだけの力をつけるため、パンダのゴウヒンのもとで修行するレゴシ。
9巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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冬公演の準備を始める演劇部。ヒョウのタオが、アリクイのキビのストレッチを手伝っているときに力が余って腕をちぎってしまうという事件が起こります。レゴシが急いでキビを保健室に運んでいき、ヒグマのリズがちぎれた腕を持ってレゴシを追っていきます。
血を見て草食獣以上に自分たちの中にあった攻撃性に怯える肉食獣たちでしたが、レゴシとリズだけが動揺しているように見えなかったことを訝しみます。
保健室に運んだ後、レゴシは唐突にテムを殺したのはリズだろうと言い放ちます。レゴシは襲われたときに、自分の体に残った唾液の情報から犯人を探していました。リズは気づかれているであろうことをわかった上で、黙っているようレゴシにメッセージを送っていました。レゴシが食殺を見過ごすつもりはないことを理解し、口封じに殺そうとするリズ。そこに、ピナがやってきます。チクったりはしないが、安眠できない夜を過ごせとリズに言い放つピノ。
リズの視点で、ヒグマの置かれている状況とあの夜に起こったことが明かされます。体長2mを超えたクマ科には、抑制剤を飲むことが義務付けられていました。テムと仲良くなり、本当の自分を見てほしいとその薬を飲まなかった日に、テムを殺めて食べていました。
チェリートン学園は、急遽3日間休校となり、生徒たちには草食獣と肉食獣で別学となるという通達がなされます。
ピナもレゴシも、リズを告発するつもりはさらさらないという様子。オオカミじゃどう考えてもヒグマには勝てなさそうですが、どういう決着になるんでしょう。
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10巻のあらすじと感想
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