75話のあらすじと感想
イベント「海賊王との決闘ゲーム」で、犠牲者をへらすために戦略的な降伏を選んで捕虜となったカナメたち。自分たちの居た世界とは異なる歴史を歩む世界線Oにやってきます。
やってきた世界では異能のことを荒神力と呼び、皇族が使用者を独占していました。軟禁されている屋敷でククリという少女と仲良くなったカナメは、ククリの要望を受けてシュカとともに屋敷を抜け出して戦勝パレードを見に行きます。ククリを高位の貴族と見た賊が襲ってきますが、最強の二人は異能を使って圧倒します。
76話のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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図書館にこもっていた龍にもカナメの脱走は知られており、カナメが見てきた外の情報と龍が図書館で読んで得た情報を交換することになります。龍は、ずばり自分たちがいうところの異能、荒神力に関する本が一切存在しないことを指摘。
龍は先のイベントでは、カナメを暗殺することが目的だったことをバラした上で、今は元の世界に帰る気もないことを告げます。さらに、この世界で一緒に成り上がろうという誘いを持ちかけてきます。100年は進んだ技術と、今後の大まかな歴史と文化の知識があれば、まっとうな商売でもなろう小説のごとく無双できるだろうと提案。しかし、カナメはすぐに返事はしません。
コウウからは、カナメたちの今後の処遇について3つの道を提案します。軍、軍の工廠、民間人として生きるの3通りでしたが、いずれも監視がつくのは確定。さらに他の道もあるというコウウは、多くを語らず皇と会うように言います。
その夜、色々と考えていたカナメの圏外スマホにゲームマスターNから「カムバックキャンペーン中!」と題したメールが届きます。ゲームマスターが助けを求めているという文面を見たカナメは、ヘルプコールを受けることを決めます。
3日後、皇と会うとそこにいたのは案の定ククリでした。現皇主の、ヒワタリヒメオオカミククリノミコトであると名乗るククリ。
ククリがゲームマスターだとして、どのくらいダーウィンズゲームの全貌が明かされるんでしょう。いくつかの世界線があるとして、文化の発展度合いにこれだけ差があるっていうのがなかなか説明しづらそうです。
77話のあらすじと感想
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