3巻のあらすじと感想
エスローたちを狙う帝国の追撃が続いています。「リドベアの英雄」と呼ばれる金属を操る転生者トオス、自動機械を操る転生者のジェイト、さらに2人に指示を下す未来予知らしき能力を持つ皇帝の姿もありました。
4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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トオスの攻撃をしのいで、ジェイトの操る小型の自動機械も破壊して追手を振り切りますが、ゴタゴタの後でケーシャの兄カジワンがタイターニアをさらって行きます。タイターニアの左腕を切り落としたカジワンの狙いは、クォーキ・リカーヒと呼ばれる大昔の兵器で帝国を倒すことでした。
カジワンに追いついたケーシャでしたが、すでにカジワンの体はタイターニアに侵食されて人間の姿を留めておらず、上空にある巨大な天空調整装置ウメを帝国に落とそうとしていました。カジワンがウメとの回線を開く瞬間を待っていたジェイトは、通信を乗っ取ってウメをカジワンのいるところに落下させます。
ケーシャがカジワンを連れて地下へと逃げます。2人が生きていることを予想した上で、ジェイトとトオスが襲いかかります。移植したタイターニアに侵食されて人形病で動けなくなったカジワンの体から、少女の姿をした自動機械が生まれでてきます。
皇帝スオウニチコの未来予知が全編に渡って大活躍でした。帝国側のどんな能力も軌道を曲げられず、頭を撃ち抜かれたら終わりの弾丸をエスローが持っているという設定。実はエスロー側の方が戦力的には優勢ですらあるわけですが、未来予知は対抗する搦手の能力の本命ですね。皇帝の命令に従わない部下には、まったく効力を発揮していないので、かなり制限が大きそうですが。
- 作者:弐瓶勉
- 発売日: 2019/04/09
- メディア: Kindle版
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- 発売日: 2019/04/09
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5巻のあらすじと感想
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