トガタの支援を得て、ユダが用意した祝福者たちをたおしたアグニ。そのアグニの前に「氷の魔女」を名乗る人物が現れました。
4巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
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ユダの側近ウロイが率いる追手たちを助太刀に来た祝福者たち2人の手を借りて退けます。2人は、金属をテレキネシスで動かす水着の女と、体から金属を生成する仮面をかぶった裸の男。
アグニの前に現れた「氷の魔女」は、氷の柱でアグニを貫いて去っていきます。
アグニは自分のせいで多数の人が燃えて死んだことに落ち込みますが、体の燃えていない部分を切り落として助かった人たちに食料として供給します。アグニの体から肉を切り落としていたトガタの前に、アグニを心棒する心を読める祝福者がやってきて、「トガタは裏切っている」「女の体に覆われた男だ」と話します。
ユダは「氷の魔女」を名乗る人物に囚われていました。氷の魔女を名乗る人物の正体は、複数の祝福を使える進化した人間でした。ユダとそっくりな顔を持つユーリャとなのるその人物は、アグニがユダの部下を倒してくれたおかげで、ユダの身柄を手に入れられたと語ります。
ユーリャが語る祝福の正体は、旧世代で作られた地球上で作られた銃やオーブントースターと同じようなアプリケーション。生物として進化してすべての祝福が使えた旧世代に対して、現世代人はたとえ祝福を使えても1つだけでした。旧世代の人間たちは、氷河期で枯れた地球を捨てて他の星に移住していました。
ユーリャは、地球の生物の命すべてを奪い、さらに他の星ともつながって根こそぎ命を奪って糧にして、地球を温める木にユダを変えようとします。ユーリャの最終目的は、地球を温め直して文明を再構築してスターウォーズの新作を見ることでした。
ユーリャとトガタの関係が気になりますね。破壊と再生という言葉が出てきたときに、トガタの顔には破壊、アグニの顔には再生という言葉がかかっていました。
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